『TWINS』 双子のモデルルームプロジェクト Series5
隣り合った2つのオリジナルモデルルーム 『TWINS(ツインズ)』
Series3で取り上げた<床>に続いて、<天井&壁>の施工へ!
Series2でご紹介した<LGS下地>と<木下地>を骨組みにしてつくっていきます。
貼り付けるのは、石膏を主成分にした素材を専用紙で挟んだ<石膏ボード>。
とても丈夫で断熱・防火・遮音性が高い、けれども低コストな内装資材です◎
壁一面の“造作収納”も出来上がり、暮らしを彩る住まいの装いが進んでいきます。
換気・照明をととのえる工事
天井も二重構造!
躯体の天面と<石膏ボード>との空間に、<換気扇ダクト>や<電気配線>を通しています。
⇩キッチン上部の<換気扇ダクト>には、最新型の“レンジフード”を取り付け!
⇩寸法に合わせて<石膏ボード>をくり抜き、電気配線を繋いで“ダウンライト”へ送電!
⇩“照明スイッチ”や“コンセント”も、吟味を重ねた位置で<石膏ボード>を開口!
内装・内壁を染める工事
<石膏ボード>は「ペイント(内壁用塗料)塗装」「クロス張り」の仕上げ下地材としても活躍します◎
⇩床と壁の接合部分を保護してくれる<巾木(はばき)>。壁の角や面にぴったり沿わせる職人技!
⇩「ペイント塗装」「クロス張り」の下準備。隙間を<パテ材>で埋めて、より強く滑らかに!
⇩<石膏ボード>&縁装飾を真っ白に「ペイント塗装」して彩る“キッチンカウンター”!
⇩ヘラをスライドしつつ、クロスの余りをカット。高度なテクニックで凹凸にもぴったり!
建具を取り付ける工事
ドアや窓、クローゼットの折れ戸などの仕切りを総称して<建具(たてぐ)>とよびます。
空間印象の決め手となる大きな要素です。
⇩開口部に合わせた適材適所。素材感はもちろん、目隠しや見通しにも配慮してセレクト!
⇩床面積が限られる個室では、縦横幅に考慮した開け閉めで場所をとらない仕様を!
⇩既存壁へ施工するには、多くの困難がともなう“室内窓”。フルリノベーションが叶える装い!
ラストはSeries6とSeries7 の2回にわたって、『TWINS』のデビューをお披露目!
各室を担当した建築家2名から、コンセプトメッセージをお届けします。
【※】
『TWINS』は2020年11月をもって竣工し、販売を開始いたしました。
ARTICLE:中古物件情報にて、ぜひご覧ください!